50 高地での都市再構築









ベランダからの四季
「まだ夏雲が」

8月下旬は雨が多かった。 それも尋常な雨ではない。
ゲリラ豪雨という言葉もマスコミで使われていたが、 1時間に100mmを超す雨が全国的に降った。大変な被害が出たことは誠に残念で、 被害者の皆さんにお見舞い申し上げたい。

バケツをひっくり返すような大雨という言葉があるが、これは1時間当たり 30から50mmの雨量をいうのだとか。
この雨量でもうマンホールからは水があふれ出るそうである。 というのも、東京の場合だと排水基本設計は1時間当たり50mmだから、 制限ぎりぎりなのだ。 だから、100mm超の雨で大洪水になるのは当たり前のことである。
したがって、この大雨に対応できるように排水施設を改良するには、莫大なお金と時間が かかることは目に見えている。

そこで提案だ。
東京を初めとして全国の都市で標高100m以下にある都市は、全て高地へ 移動すべきだ。
標高100mというと丁度相模原と同じだが、ここも100mの台地にある部分は 洪水などないが、それより一段低いところではたびたび水が出ている。
これからの地球温暖化・気温上昇のことを考えれば、100mではなく思い切って 1,000mくらいの高地がよりよいかも知れない。
八ヶ岳の麓や那須高原あたりの標高だろう。 首都移転の候補地は、いい線いっていると言えよう。

こうした高地で、水害も土砂崩れの心配もない新しい都市を再構築して いくのだ。できるだけ自然を破壊しないように設計する。が、自然災害を 蒙らないようには徹底して配慮する。飲み水は天からの貰い水を有効利用する。
都市の完成には、おそらく50年100年かかるだろうが、それくらいの時間と お金をかけても1,000年持つ都市を作れればいいではないか。

おりしも自民党総裁選でマスメディアは連日騒いでいるが、どの候補も チマチマした思いばかり述べていて、50年100年かけて日本を再構築する 壮大な構想は誰も口にしていない。
高地での日本の都市再構築という構想に乗ってくれる政治家は いないだろうか。
                                   

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